世界初の5Gタブレットを触った! 平昌オリンピックでサムスンが実機を展示

韓国・平昌(ピョンチャン)で始まった冬季オリンピックでは韓国キャリアのKTが5Gのテストサービスを提供しています。その5Gを利用する端末として、サムスンの5G対応タブレットが会場で試供されているのです。平昌オリンピックの公式スポンサーでもあるサムスンの招待を受け、さっそくその5Gタブレットをテストしに韓国へ行ってきました。 5Gタブレットはオリンピック会場の一部のエリアでテスト利用されています。今回はKTのパビリオンを訪問。パビリオン内では将来の5Gの応用事例や、5Gのテストネットワークの紹介が行われていました。そしてそこに展示されていたのがサムスンのタブレットです。 本体はフロント側に「SAMSUNG」のロゴはあるものの、製品名はつけられていないとのこと。背面を見ると製品の型番は「SM-T895」となっています。詳細なスペックも残念ながら公式には発表されていません。実機を触ってみると、ディスプレイサイズは7インチ前後、アスペクト比は4:3。システム周りは不明でチップセット、モデムも未公表です。本体背面のラベルにストレージが128GBであることが記載されていました。 本体の厚みは薄いサイズを売りにしている現行のGalaxy Tab各モデルよりも厚みがあり、実測で最厚部分が約12mmでした。背面には2本のリブがありすべり止め効果とデザインのアクセントを与えています。カメラはシングルで解像度も非公開です。側面にはオーソドックスにボリュームボタンを備えます。 本体下部は右側にUSB Type-Cコネクタ、左側に3.5mmヘッドフォンコネクタを備えます。重量は片手で持てる重さですが、7インチクラスとしてはやや重いかもしれません。いずれにせよこのモデルはテスト機なので、このまま発売されることは無いでしょうし、製品が出てくるときにはより薄く、スタイリッシュな外観になるはずです。 さて最大の特徴は5G対応のモデムを搭載している点です。アンテナピクトの横を見ると「5G」と表示されており、KTの5Gのテストネットワークにつながっていることがわかります。設定画面を見てもWi-Fiは切られており、KTの説明員に聞いても「5Gに直接つながっている」とのこと。なお周波数はミリ波と呼ばれる28GHzを利用しています。 タブレットの設定画面を見ると、ネットワークの設定は「LTE優先」「3Gのみ」が選べました。つまり5G/4G/3Gモード(5G不在時は4G優先)と、3Gモードを切り替えられるようになっています。またこの表記からすると、モデムには2G(GSM)は搭載されていないようです。蛇足ながら、ロケールには日本語も含まれており、そのまま日本語表示で使うことも可能でした。但しもちろん技適はありません。 残念ながらアプリはプリインストールされているもののみが利用可能なため、ブラウザを利用してスピードチェックを行ってみました。数回行ってみたところ、最高で400Mpbs後半を楽に出していました。また上りも300Mbps越えがあるなど、かなりの高速であることがわかります。平均速度は上り下りとも300Mbps前後。会場のテストネットワーク、テスト端末、ブラウザベースの測定であることを考えると十分な速度が出ていることがわかります。 KTはオリンピック期間中に複数の会場で5Gのテスト電波を飛ばし、5Gの高速、低遅延、同時多数接続の特性を生かしたオリンピックゲームのライブ配信サービスなどを行います。2020年の東京オリンピックの時は、こんな爆速タブレットやスマートフォンが当たり前のものになっていることでしょう。楽しみですね。
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